
災害に備えた取り組み
はなことばでは、非常災害時にあっても、ご入居者の安心、安全な生活が維持できるよう、様々な防災対策に取り組んでいます。

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①BCP(業務継続計画)
BCP(業務継続計画)とは大きな災害(地震・津波・土砂・浸水)や感染症などによる不測の事態が発生した場合も重要な業務を中断させない、または中断しても可能な限り短い時間で復旧させるための方針、体制、手順を示した計画のことです。
BCPおよび各種マニュアルを整備してご入居者およびスタッフの安全を、平常時にできること、緊急時に行うことを定めて備えます。
ホームは、これらに基づき、万が一に備えて年2回の研修と訓練を行います。 -
②非常用電源
非常災害等における停電に備えた非常電源を用意しています。
非常電源は2種を配備し、未配備ホームは、近接ホームへの貸出等の連携を図ります。
・事務所のパソコンやスマートフォンなど通信手段を活かすため使用
・ご入居者の医療機器等を優先して使用。電源供給停止の当日を凌ぎながら安全な医療機関を見つける猶予期間の創出に活用します。
※2025年4月1日現在、「津波避難指定ビル」、「24時間看護師配置」、「はなことばプラス」のホームに設置
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③消防設備
ホームは、スプリンクラーや自動火災通報装置など消防法における福祉施設に適合した設備を配備しています。
これらは法令に基づく年次点検および年2回のホーム消防訓練時に使用方法を確認して災害に備えています。 -
④備蓄食品・保存水
備蓄食ならびに保存水については、3日分のご入居者定員分+帰宅困難スタッフ分の総数に予備を考慮した数量を確保しております。
※嚥下の弱い方向けに、別途お粥等もご用意しています。
※掲載のメニュー表は一例です。
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⑤非常災害備品
各種非常災害備品を整え、有事に備えています。
【備品例】使い捨て食器・非常用ライト・カセットコンロ・ヘルメット・非常用トイレ・防寒セット・レスキューセット・ラジオ他
※掲載の画像はイメージです。
※非常食等については一例です。商品により製造元・販売元は異なります。 -
⑥ホームスタッフ体制
■ 優先業務と想定人員
BCP(業務継続計画)にて、スタッフの参集基準、スタッフ出勤可否状況に応じた優先業務と想定人員を定め、平常時の研修等で非常災害時に備えます。
■ スタッフ安否確認
非常災害時のスタッフの安否確認は、ホームの人員配置に関わり非常に重要です。
電話が不通となるこれまでの大災害の教訓のもと、比較的に利用可能であったネットワークを利用した「安否確認システム」を導入し、より万全に備えます。